DMG MORIさんの インダストリー4.0(動画)

大量のデータと意味づけ

工作機械自体は、年々いろんな電装品が増えていて複雑化してきました。

制御機器メーカさんのI4.0とは、センサー等の数値データが、比較的省配線で取れる、Ehternetで見える、というものです。

DMG MORIさんの動画は、3D-CGで分かりやすく、なんといっても、カッコいいです。

いろんなセンサーをシステム化をしている工作機械では、内部でそれぞれの大量の数値データをとっているので、そこにユーザー(のIoT機器のプログラム)が理解や処理をしやすいように「意味づけ」をしています。そんな様子が伝わってきます。

かつてのWEBの単語の世界

かつて、WEBの検索エンジンは、世の中のWEBサイトをクロールして、「単語の数がページにどれだけ含まれるか?」ランキングをつけて、検索結果を提供していました。Googleは、HTMLにXMLのような意味づけや構造化をすることで、Web2.0の頃の「セマンティックWEB」ということにして、データのリンクや意味づけをおこなうよう奨励しまし、意味づけのあるページは、Googleでは、検索ランクを上げる結果となり、多くの人が、そのようにWebを作り出しました。

そのことで、それまで検索用語にたいして速く大量にリストアップする(だけの)検索結果だったのですが、セマンティックにすることで検索「精度」が格段に向上しました。

 

データに名を与えるのは誰か?

工作機械のセンシングデータに沢山のデータに意味づけができるとすると、制御機器メーカやCNCメーカーではなく、工作機械メーカーで、その機械を設計・デザインした人たちだけでしょう。

センサ一つにしても、同じセンサであっても、どの場所でどう使われているかで、データの意味は全然違うものになります。また、全体があることで、名前に意味が宿ります。

同じことが、工場全体、あるいは、サービス全体にも言えます。意味づけできるのは、全体を構成している人々だけです。

他人のI4.0の機器を導入して、データを収集しても、意味をつけなければ、自分の工場やサービスがI4.0にはなりません。

そして、たとえI4.0の機器をつかっていなくても、工場そのものが外部へ意味のあるデータを自動的に提供できれば、I4.0になっている、と考えることもできます。

なぜ I4.0の機器か?

工場をI4.0にしよう、とすることで、はじめてI4.0の機器の本当のメリットや、恩恵にも気が付きます。

I4.0の仕様や規格には、普通のお客さまは興味がありません。

自らのサービスやプロダクトをもって、自らの顧客に「良さを語れるシステム」にすることではないかと思うのです。

そのサービスを使いたい、データを見たい顧客の方々が、

「なんて便利なんだ~」
「なんて安心なんだ~」
「なんてxxなんだ~」

と熱狂するものに出来る切り口が必ずあります。

そのような「プロダクト」+「サービス」こそが、I4.0の意味する、データにたいする新しい付加価値、お誂えだと思います。

メガネであれば、 衣服であれば、 顧客が見たいのは、こういうことでしょう・・? そういったことを、提案できることが大事だと思います。

お高いんでしょう?

森精機さんもそうですが、機器の中には、お高いものも、一杯あります。

商品のもっている意味を理解し、高い価値を認め、購入ができる人もいるでしょう。

高いか、安いか? 便利か、不便か? 

ポジションは全く自由です。

それよりも、サービスにどんな切り口をつくり、どんな意味付けをするのでしょう。

「中小企業向け」のIoT機材をつかい、楽しく語って誂える I4.0を作っていくお手伝いをしたいと考えています。