製造向けの3Dデザイン/モデリングで大事にしていること


コンセプト(2D/3Dデータ、フォトレタッチイメージ)から、3D切削や金型製造など製造のデータ作成をしています。

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実物で検証を

製造物では、量産に近いもので実体検証を、開発段階でやっておきたいです。

3Dデータをつくると、NC加工で削りだしたり、3Dプリンタで出力して、形状の確認ができます。

そのあたりは、みなさんよくご存知でもあります・・。

実体検証は、3Dプリンターで出来る、といわれることがありますが、

3Dプリントしたものは、表面がガタガタだったり、柔らかすぎたりしますので、表面を滑らかにしたり、色をつけたりしてみると、リアルになります。

細すぎる単純な部材を別にして、NCで削り出したり、レーザー加工で板を抜いたりして付け加えるひと工夫があるだけで、かなりまたリアルになります。

うまく接着すると、3Dプリントの積層よりも強くなる場合がほとんどです。

めがねの場合

メガネの場合、細い部分があったり、鼻あての部分が人の鼻にあわせるため、どう評価したらいいか難しい部分です。

ワールドワイドな製品開発だと、なるべく「平均的な顔」にあうような形状が求められますが、製品がターゲットにしている人々(国、民族、性別、年齢)などの標準的なデータというのも、どこか公開しているものがあるわけでもありません。

メガネをお店で、一人ひとりにあわせることをフィッティングといいます。メガネや人の体にあわせるものの場合、「その人の顔、その人のニーズに、あう」ということを、非常に大事にしています。

難しいデザインやマーケティングは誰のため?

よく言われることに、ペルソナを仮定・想定する、市場調査にお金をかけてする、ということがあります。

どういう嗜好をもち、どういう生活を送っているのか、そういうペルソナの平均的なマーケティング的な仮定が必要だ、と。

古い時代はそうだったのでしょうが、現代は、なかなか多様性がすすんで、ターゲットの平均仮説はなんのためにあったのでしょうか。

一つは大量生産のためだったと思います。

そのような大学の一部の先生やデザイナーが言うような、沢山の分析や平均化など、難しいことは、大量生産をおこなえる企業向け、にはいいと思います。

そうでなければ、また別のことを考えたほうがいいでしょう・・

身近なデザインをふくらませていこう

中小企業の製造業でしたら、まず、ナニカの発想の元、工夫したものをつくってみて、具体的なモニター、ターゲットを自分自身や、身近な人、仲間うちでお願いして、感想を聞いてみる。

身近な人からのリクエストや、知人へのプレゼントから、出発するものが比較的多いそうですが、なにより、具体的なつながりのある人の総合的なイメージが、心配り・思い遣り、気づき、あるいは、次のビジョンをふくらませてくれる。

そういう人間的な気持ちがプロダクトから受けると、うれしくなりませんか?

プロダクトのデザイン、設計業務でも、専門家的な方法に陥るのではく、身のまわりの人々と、簡単に楽しめる、コミュニケーションを深めていける手法がいいと思っています。

なんでも、すばやくが大事

いつもの3Dモデリングやレンダリングといったことを、簡単にすぐに、できるようにしています。

3Dも難しい話で「壁」をつくってしまうのではなく、みんなとワクワクするコミュニケーションのなかに、追随していくものにしていきたい、と思っています。

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